人形町 柳屋 目の前で焼きあがる熱々の一丁焼き
東京3大たい焼き 柳屋 日本橋人形町
皆さんは「たい焼き」といえば、どんな姿がお好きですか?カワがパリッと香ばしいタイプ?それとも少し厚めでもちっとした感じ?小豆餡や粒餡、カスタード入りなんかも一般的になりつつありますね。今回ご紹介させていただくのは、東京3大鯛焼きの1つ、「高級鯛焼本舗 柳屋」さんです。

「高級鯛焼き本舗 柳屋」。日曜劇場「新参者」で阿部寛さんが、足げく通って並んでいたのがこちらのたい焼。(TVではいつも直前で売り切れでしたが)。お店がある人形町は、江戸歌舞伎発祥の地だけあって、老舗の飲食店も多い昔ながらの雰囲気が漂う街。柳屋さんはそんな街にぴったりの、とても趣きのある外観です。

お店は12時半にオープン。大変人気のあるお店ですが…
11:05 店の前にはまだ誰もいません。周辺飲食店のランチ呼び込みの声に隠れるような静けさです。ところが、11:40ともなると待っていたかのようにあっという間に行列になっていました

まるで高座に真打が登場するかのように、待っていたお客様の期待値があがっていくのが分かります。列に並んでいる間は、目の前で次々焼きあがるたい焼きライブショーです!!手際よくたい焼きを焼く職人さんの一連のスムーズな流れるような動き。良いですね。昔から変わらないといいます。

「高級鯛焼き本舗 柳屋」さんは、昔ながらの一つ一つ独立した手焼きのたい焼き。いわゆる一丁焼き(天然もの)です。まず焼き型に生地をうすめにいれ、たっぷりの粒餡を重ね、その上にさらに生地を流したら型を閉じて火の上に。後は火の上を転がしながら、順番に転がしていき、端まで来れば焼き上がり!

焼き上がったたい焼きは、型からはみ出して焦げた部分をカットして完成です。作った途端に売れていくので、注文する度に出来たてのたい焼きをいただけます。(⌒∇⌒)v

かわいい袋に包まれたたい焼きは、焼きたて釣りたて(?)のアッツアツ!一口食べてみて驚くのは、皮の絶妙な焼き加減。外はとてもカリッとしているのですが、中はもちっとしているのがここの皮の特徴。天然物ならではの焼き加減です。中にはあんこがぎっしり。どっしりと重く小豆の存在感が十分にあります。

- 高級鯛焼本舗 柳屋
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目11−3
- 定休日 日曜日、月曜日
- 営業時間 12:30~18:00
- 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅から徒歩1分
半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩3分 - 現金のみです
大粒の豆の食感がしっかりと残っているのも特徴。素朴な味の皮と絶妙な相性でマッチしていて、熱々なのにあっという間に食べれるおいしさ。柳屋は塩をほとんど使わず無添加。甘すぎることはなく何個でも食べられそうな優しい味。焼きたての皮のぱりっとした食感もあんことの相性ばっちりです。薄めでパリパリの皮と、ふっくら炊かれた北海道産小豆の餡が絶妙なバランス。なっとくのたい焼きでした。あ、会社のお土産でしょうか、10個とか多数買いの方もいらっしゃいますね~。

「東京三大たい焼き」として麻布十番の「浪花家総本店」、人形町の「柳屋」、四谷の「わかば」が広く知られており、各店とも「一匹だけの型」を使って焼き上げているのが特徴です。大きな鉄板で焼くよりも、より手間と時間がかかる上、鋳物で出来た型を一匹ずつ焼き上げるには相当な体力も必要になります。そんな「天然物」のたい焼きは皮の芳ばしさや火の通り方などが、ひと味もふた味も違うとても味わい深いものに。手間のかかる分、必然的に行列になってしまうのも頷けます。それでも並んで食べたい「柳屋」さんのたい焼きでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。