阪急百貨店 「旨し」「美し」金沢・加賀・能登展
阪急百貨店 第39回「旨し」「美し」金沢・加賀・能登展が元気過ぎる!
阪急百貨店梅田本店で開催されている物産展は1月恒例の催事で、今回でなんと39回目。残念ながら被害が大きかった珠洲市や輪島市の一部のお店は出店を断念せざる負えないという事でしたが、金沢市などから約70店舗が参加し、水産物や和菓子、工芸品などを販売する大変人気のイベントです。

売り上げの3パーセントは能登半島地震の被災地に寄付されます。
何かエールを送れる、いいきっかけになるかなと思って、金沢発の和菓子を買わせていただきました。ホントに大盛況でこの混み具合です。金沢の方々の頑張る気持ちと、きっと同じように応援しようと買い物に来たお客様で凄い熱気溢れるイベントでした。
「和栗白露」さん。【薄墨】【濃墨】

和栗を風味を保ったまま提供したいと試作を重ねた栗きんつば。和栗を知り尽くした職人が生み出すこだわりの一品が味わえる、和栗専門カフェです。契約農家直送の和栗・美玖里と白餡を合わせた【薄墨】。能登熟成焼栗に合う漉餡を厳選して合わせた【濃墨】。竹炭を入れた皮に包み込み職人さんのよって焼き上げられた、実にしっとりとした上品な栗の風味です。和栗ってこんな味なんだという驚きを感じる逸品です。
こちらの【濃墨】は今回”能登半島地震義援商品”としてお取り寄せできるようになりました。
普段はカフェに併設された直売所でしか買えない商品。この機会に是非!
「柴舟小出」さん。【くりふくさ】【ふくさ】


小麦粉の麩を、砂糖と上質な卵と合わせた職人さんの技が光る皮種。ふっくらと焼上げたその皮に栗本来の風味を生かしたペーストと北海道大納言小豆のつぶ餡を包んだ【くりふくさ】は、季節限定品。茶袱紗が本来の定番商品。そっと手に包みたくなるその愛くるしい姿が、職人さんによって次々と焼きあがっていく様はほれぼれします。
「森八」さん。


もう金沢というか、全国的に有名になっている森八さん。若女将も自ら出向く熱のいれようです。関西ローカルの夕方TVの情報番組ではどの局もこぞって紹介されていました。
「きんつば中田屋」さん。


こちらも実演販売。。「五郎島金時」は、加賀野菜を代表するブランド。この五郎島金時を使用した、きんつば「金とき」は、限定商品として物産展や催事会場のみの販売。通信販売、オンラインショップではお取扱いしていないこの期間だけのおいしさ。とにかく綺麗で優しい懐かしい甘さです。
「彩霞堂」さん。【木公】


石川県白山市で個性輝く菓子を製造・販売している彩霞堂さん。手取川の伏流水や吟味した地場の原材料を使用し、加賀百万石の伝統と風土で味付けした美味しい和菓子。今回いただいたのは【木公】。松の意味なんですね~。市の木「松」の樹表をイメージしているそうです。寒天と砂糖を練り合わせ、くるみを加えて固めたものですが、これが美味しい!濃い目の甘さですが、胡桃のバランスが最高。この独特の甘さは、渋めのお茶、苦めのコーヒーとかなり合います。おすすめ。

末筆になりましたが、今回催事には出店されていませんが、金沢「村上」さんのネオ和菓子【チョコ羊羹(加賀棒茶)】and【わり氷】と阪神淡路大震災復興のモニュメント、神戸市長田にある鉄人28号です。
必ず街は立ち直ります。まだまだ余震が続く中、みなさまどうかご安全にお過ごしください。行方不明者の迅速な発見と被災地の復興を心より願っています。