京都 亀屋友永 偶然訪ねたお店が、美味しくて近くに御所もあって、思いがけない素敵な時間
亀屋友永 谷間の里
今回ご紹介するのは、亀屋友永さんの「谷間の里」です。絶妙に小ぶりな生姜風味のどら焼きかしら。食べるたびに、口の中で生姜が爽やかに広がります。

中はしっとりと潤った感じのこし餡です。しっかりした皮にふわりと香る生姜が、効き過ぎない丁度いいアクセントになるので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。なんとなく大人な感じ。しっとりとして、それでいて柔らかい何故か懐かしさを覚える不思議な和菓子です。

あんこを1枚で挟んだこの形、東京の老舗、六本木麻布青野総本舗さんの「半月」や、赤坂とらやさんの「残月」なども同タイプ。月にちなんだ菓銘が多いのかな?
「谷間の里」の特徴は、半月状に二つ折りにした生地の表面に、少しシャリッとする生姜風味のすり蜜が塗ってあります。亀屋友永さんの粋なところはすり蜜の塗り方です。左右非対称になった姿はきっとおやっ?と思うはず。
さらに素晴らしいのがこの菓銘。「谷間の里」。そうなの、月に照らされている側の名前なんて素敵すぎます!

手に持つと小ぶりサイズながらずっしり感があります。固めの生地と中に入っているあんのバランスがよいのですが、皮だけでも十分に満足できるおいしさ!食べている間終始生姜の風味が口の中に残ります。思わず感嘆の声が出てしまうほどに大変上品なお菓子です。
営業時間と周辺地図

| 京菓子司 亀屋友永 | |
| 住所 | 京都市中京区新町通丸太町下る大炊町192 |
| 電話 | 075-231-0282 |
| 営業時間 | 10:00~18:00 |
| 定休日 | 水曜日・日曜日 |
| アクセス | 京都市地下鉄丸太町駅から徒歩6分 |

それにしても、地下鉄丸太町駅の入り口がレトロ感満載でちょっと感動です。過去に吸い込まれそうな素敵なレンガ作り。このエリアなかなかお洒落でした。お店の方も親切で、この日は予定していたお店ではなかったのですが、凄く素敵な時間をいただきました。

さて、菓子屋のなさんと聞けば、今京都で予約必須、話題の独創的な和菓子店。店主の名主川さんが在籍していたお店がこの亀屋友永さんです。あぁ、ここから世界は拡がっていくんですね。亀屋友永さんは創業90年位ですけど、和菓子を通じた人の繋がりを何となく感じることが出来て嬉しかったです。