和菓子好きなら一度は道明寺に行ってみよう 道明寺餅(桜餅)
2024年4月1日
春になり桜の開花予想が報道の一息として流れる頃になると、ほとんどの和菓子店で桜餅もしくはそれに近いものが並びます。鮮やかで華やかで、桜の薫りも楽しめる桜餅。春の季節には欠かせないお菓子です。

桜餅には、クレープ状に焼いた皮で餡を巻く「関東風(長命寺)」と、道明寺粉を蒸した生地で餡を包む「関西風(道明寺)」の2通りあります。特に関西風といわれているものは「道明寺」という銘で一般に売られている地域も多いです。

関東風の長命寺タイプがこちら

可愛いおはぎみたいな感じ
じゃあこの道明寺っていったいどんなところなのかしら?なんだか美味しい桜餅がたくさん並んでいそうな勝手な想像をもとに、大阪藤井寺市まで行ってきました。

途中まで準急に乗ったらもっと早く着きます。


和菓子桜餅とは関係ありません。

山門(楼門)が立派です。




道明寺糒売ってます。
因みに和紙の糒(ほしいい)の文字、
豊臣秀吉筆だそうです!!
まず初めにお伝えしたいこと、それは道明寺周辺には現在和菓子屋さんはありません。道明寺=大阪だからといって桜餅商売ではなかったのですね~。道明寺は素晴らしい清麗な寺院でした。そして本当に道明寺糒(ほしいい)が売っていました!
さて色々整理いたしますと…
①保存食として糒(ほしいい)という蒸した餅米を乾燥させたものが流通していた。
②尼寺である藤井寺市道明寺の尼僧が作る糒が「病に効く」という評判が立ち、また品質も良かったことから道明寺糒が広まっていった。
③その道明寺糒を挽いたのが、道明寺粉として和菓子に使われた。
④桜餅は関東長命寺タイプは江戸時代から。関西道明寺タイプは明治時代から。
⑤桜の葉は、ソメイヨシノではなくオオシマザクラ

ちょうどこの日は大阪の桜開花日。のどかな春の日にふと訪れた静謐な境内は、まるで瞑想中であるかと錯覚する程の平穏を感じさせてくれました。
桜餅の代名詞としての「道明寺」。その桜色の向こうにある清麗な名刹を心に刻むことが出来た幸せな1日になりました。
| 蓮土山 道明寺 | |
| 本尊 | 国宝 十一面観世音菩薩像 |
| 住所 | 大阪府藤井寺市道明寺1-14-31 |
| 電話 | 072-955-0133 |
| アクセス | 近鉄南大阪線道明寺駅より徒歩5分 |
| 営業時間 | 6:00~17:00 |
| HP | https://www.domyoji.jp/index.html |
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