嵐山のネオ和菓子と常寂光寺の紅葉に圧倒される。

今回ご紹介させていただくのは、京都・嵐山の『雲ノ茶KUMONOCHA(クモノチャ)カフェ 嵐山店』さんです。

嵐山界隈は外国人が訪れる京都観光地で、年間で訪れる方は4千万人という人気ぶり。この日も紅葉を期待して、たくさんの方が訪れていました。

雲の茶カフェ どんなお店?

若い世代にも人気のあるエリアなので、嵐山はカフェの激戦区でもあります。もちろん和菓子屋さんも軒を連ねています。そんな中めちゃくちゃ可愛いパステル調で広々とした店頭に行列が。ふと目をやると…おしゃれなカフェの看板に…大福の広告があるじゃないですか!。

清水寺界隈にもある京都の人気ブランド「雲ノ茶」が、ここ嵐山・天龍寺近くに2022年11月4日にオープンしたお店です。「雲ノ茶カフェ」と100年以上の歴史を持つ「京和菓子老舗笹屋昌園」の2つのブランドを展開しています。

嵐山をイメージしたデザインがオシャレ!

店内はミントグリーン(竹の色)を基調とした、モダンで軽やかさを感じるオープンな空間です。嵐山に溶け込む様、京都原産の竹を使用しているそうです。おしゃれなだけではなく、品のある心安らぐ癒し空間の理由は竹なんですね。 特に2階は竹を使って「嵐山竹林道」を再現しています。竹林の道は京都嵐山の代表的な観光名所のひとつで、嵐山を訪れた際には是非立ち寄って頂きたい観光スポットです。嵐山からもすぐに行ける絶好の散策コースです。

チーズキャラメル大福といちごクリーム大福

そもそも雲の茶という店名なので、この雲の形の和菓子が検索すると出てくるのですが

ショーケースの上に雲の形の可愛い和菓子

今回はせっかくなので笹屋昌園さんとのコラボ商品「クリームチーズキャラメル大福」と「いちごクリーム大福」を頂きました。

驚いたのはお餅のクオリティの高さ。大福は見た目に可愛いだけじゃなく本当にお餅が美味しいです。絶妙に柔らかく、溶けるような食感です。やっぱりちゃんとした和菓子屋さんなんだなぁと感じます。

雲の大福“クリームチーズキャラメル”
雲の大福“いちごクリーム”

クリームチーズキャラメル大福はミルクの風味豊かなクリームチーズです。まろやかな風味が濃厚でチーズ感の乳味と柔らかなキャラメルビスケットのバランスがとても良いです。ネオ和菓子ならではの美味しさです。

いちごクリーム大福は適度な軟らかさのクリームが、ほとんどジェルのようないちごクリームの口溶けが最高です。見た目は可愛いが、中身は高級感満載の至福な逸品です。

どちらもクリームが味もしつこくないので、全然2つはいけちゃいます。笹屋昌園さんとのコラボ商品なだけあって味は間違いありません。

常寂光寺の紅葉が凄い!

常寂光寺は1600年頃に開創した名刹です。常寂光寺山門から仁王門、本堂へと続く山道は、紅葉のトンネルとなって実に見事です。平安時代後期より紅葉の名所として名高い小倉山の山腹に位置する常寂光寺は、約200本のモミジの古木が紅色、橙色、黄色と様々に色づき紅葉のバリエーションが豊かです。その色とりどりの紅葉が、竹や苔の緑と相俟って本当に美しいんです。

JRのそうだ京都へ行こうの紅葉でも紹介されている紅葉の名所。ちょっと駅から遠いのですが、嵐山の混雑から竹林を抜けて、小倉山と田園風景の奥にある常寂光寺。かえって散策がしっかり楽しめます。

寺院だけではなく、小倉山全体も色づいているので拡がりがすごい!この小倉山の山荘で、藤原定家が撰んだのが「小倉百人一首」。あの、小倉って小倉山のことなのね。

京都観光、確かに人は多いです。でもそれだけに美しさも文句なしです。京都を代表する観光地・嵐山、カフェや和菓子で一息つきながら、是非楽しい時間を過ごしてほしいと思います。あぁ、これは毎年行きたい‼

営業時間と周辺地図

雲の茶カフェ 嵐山店
住所京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-13
営業時間平日 10:00~18:00
土日祝10:00~18:30
TEL075-748-0304
アクセス嵐電 嵐山駅から渡月橋方向へ歩いて1分
JR嵯峨嵐山駅 南口下車 歩いて12分
阪急電鉄 嵐山駅から渡月橋を渡る10分
HPhttps://www.kumonocha.com/shop-info
Instagramhttps://www.instagram.com/kumonocha_kyoto/

なんか情報少ないなぁと思ったら、GoogleMAPに力入れて情報発信されています。

↑GeogleMAPのオーナーのページです

雲の茶カフェ・嵐山店から常寂光寺までは歩いて20分位です。
(なんせ混んでいるのであんまりスタスタ歩けませんwww)