快く、銀座 歌舞伎座路地裏に迷い込む~木挽町よしや どら焼き~
銀座 舞伎座路地裏…なんて艶やかで迷宮感のある響き。グーグルマップ片手でも迷います。だって周りのお店もなんだか魅力的で目移りしているうちに一筋通り過ぎてしまうはず。

90年の歴史がある老舗和菓子屋。自転車留めてあったり、猫と目があったり、道も迷うが次元もゆがむ気がします。そもそも住所は木挽町ではない。中央区銀座3丁目です。木挽町というのはこの辺りの江戸時代の呼び方らしいですね。
つまり、お店の名前も単に「よしや」ではなく、「木挽町よしや」さんなのです。

芝居小屋の裏で、銀座だからお酒を出すお店もたくさんあって、近くに出版社があって、そんな中で今なお手作りですって。美味しくない訳がないです。予約したくてもなかなかフリーな日程が確定できず、ふらっと立ち寄っては完売で食べられず、月曜の午前中にお伺いしようやく手元に!嬉しい!

半焼きもちもち系で、口あたりが軽やかです。この後味のすっきり感は、芝居の合間に役者さんが食べてもきっと集中できる感じなのかなぁ。こぶりだからパクッといけちゃう。このサイズも、1個食べた時の気合入る感じ?パパっと食べて元気出している江戸気質すら感じます。サイズって大事ですよね~。個包装だから差し入れにもいいです。
お店のみなさんが肩の力抜け具合が気持ちいいです。この方々に、売り切れるからもっと作れ~って言えないわ~。

焼印って自分でも頼めるんですね。このアイデアは楽しい。お店の壁一面に焼印がぎっしり!!上戸彩さんや千鳥さんに交じって、どちらかというと大企業の焼印がめっちゃ目立つ。この企業名一覧だけでも、このどら焼き、間違いないです。
