幻の3日限定どら焼きがかっこよすぎる

コロナも治まってインバウンド需要で観光地はすっかり以前の賑わいを取り戻しつつありますが、日本に来た外国人に最も「食べたことがある」和菓子は『どら焼き』なんですって!

なんと8割を超える方々に食べていただいており、さらに「好き」と答えた人が90%以上と嬉しい限りです。

そんなどら焼きブームの中、毎月3日間しか販売されない幻のどら焼きをご紹介。

京都 笹屋伊織さんのどら焼き

もう見た目からいつものとは全然違ってます。このどら焼は、江戸時代末期の五代目当主・笹屋伊兵衛が、京都東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受けて考案したのが発祥とされています。

もっちりとした食感とほどよい甘さが町中で話題となり、一般販売を始めるとあっという間に大ヒット。


秘伝の薄皮は、小麦粉、はちみつ、水飴などを使ったもので、殺生をしない仏教系のお菓子なので、卵を使ってません。アレルギーの方にも楽しんでいただける優れものです。お寺でも作れるようにと銅鑼の上で焼いたことから「どら焼」と呼ばれるようになったそうです。鉄板の上で薄く延ばして、棒状の餡をころころ巻きながら焼き上げ、竹の皮で包みこんだ逸品です。

そのまま食べても美味しいんですけど、お店のおすすめとして炙ったり、揚げても美味しいそうです。そんな提案してる和菓子屋さん見たことないですね~。

手間ひまかかり、1日1000本しか作れないそうで、地元京都でもなかなか食べられないどら焼き。かつては毎月一日のみ、弘法大師の月命日「弘法さん」に合わせて21日だけ販売してきましたが、現在では、毎月20、21、22日の3日間に期間を延ばして販売しています。ネットでも注文できますが1週間前位に受付締め切りとなっていますので、是非チェックしてくださいね。